Bokk Jambaar

Bokk Jambaar(ボック ジャンバール)は、セネガルで2年間活動をしたメンバーが設立した、セネガルと日本の希望ある未来と元気な社会作りを目指し活動している団体です。

 セネガルの家族は大家族です。なぜなら、セネガルのお母さんはたくさんの子どもを持つからです。昔から、子どもに恵まれるという事は幸せの象徴であり、子供をたくさん産み、家を守ることが、女性の仕事と考えられてきたのです。また、国民の95%がイスラム教徒であるセネガルでは、一夫多妻制(ポリガミー)を認めており、一人の男性につき最大4人の奥様をお嫁にもらうことができます。それぞれの奥様がたくさんの子どもに恵まれ、その家は大家族になるのです。そして多くの場合、家族はみんな一緒に住みます。お父さんの兄弟の家族も、奥様たちもその子供たちも、みんな同じ敷地にすむのですよ!家族は、いつも一緒。家を分かち合い、同じ一つのお皿に盛ったご飯を分かち合い、ベッドさえもみんなで分かち合います。分かち合いはセネガルの文化であり、それがセネガルの家族の在り方なのです。

 とは言いつつも、一夫多妻を認めているセネガルでは、奥様同士の不和が少なくありません。女性なら好きな男性の一番でありたいと思いますから、当然のことです。旦那様は必ずそれぞれの奥様に一部屋与え、なるべく女性同士が幸せに暮らせるようにしています。中にはそれぞれの奥様に家を与える人もいます。そういった場合、2日置きなどで旦那様が家を変えて住むのですが、そういった習慣が無い日本人からすると、何とも不思議な話ですね。

 このように、シェアハウススタイルで住むことが多いセネガル。前述の通り、多くの場合は一軒家(もしくは同じ敷地に何個も部屋を設ける)を大家族でシェアしますが、他に学校の先生たち数名で一軒家を借りたり、友達同士でアパートをシェアしたりすることもあります。首都であるダカールにはアパートに住む人も多いですが、それでも、部屋を誰かと共有することが普通。日本の様に“一人暮らし”をしている人はほとんどいません。それはもちろん金銭的な問題が影響していますが、もう一つには、さみしがり屋のセネガル人の国民性が現れているのかも知れませんね。

 家は、村落部に行くと土や藁等で壁・屋根・塀を作る昔ながらの家も見られますが、現在では、セメントと砂を混ぜて作ったブロックを積み上げて作るものが主流です。地方都市では、おしゃれな作りの家、アパートも増えてきましたが、収入がある度に少しずつ増築していくので、未完成の家にそのまま人が住んでいることも珍しくありません。私たちが支援しようとしているタリベ(宗教的な理由で物乞いをして生活する子ども)たちも、実は、灰色のブロックを重ねただけの未完成な部屋に、電気なし、蚊帳なしの状態で生活しているのです。

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